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イラストレーターの登録

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 プロのイラストレーターとして飯を食っていくためには、イラストの作品を関係者に知ってもらう必要があります。そのためには、コンクールに応募したり、雑誌などの出版社に持ち込み営業をしたりする必要がありますが、これ以外にも、イラストレーターとクライアントを結び付けてもらえる業者に登録することをお勧めします。

 駆け出しのイラストレーターの作品などは、誰も知りません。そのため、あらゆる機会を通じてイラストの作品を露出していく必要があります。もちろん、斡旋業者に登録したからといって、すぐにイラスト製作の依頼がくるわけではありませんが、登録しないよいりも関係者の目にとまる可能性は高まるわけです。

 イラストレーターとクライアントを結び付けてもらえる業者には様々なものがあります。ネットのサイトでいつでも作品を自由に登録できるものから、面談をして実際にイラストの作品を見てから登録してもらえるといった少し厳しいところまでいろいろなものがあります。簡単に登録できるサイトからは、まず仕事が舞い込むことはありませんが、機会を広げるために登録しておきましょう。また、イラストの作品を評価してから登録できるサイトにも挑戦しておきましょう。この程度の審査に落ちるようであれば、イラストレーターとしての活躍も見込めないからです。

 雑誌の出版社などにイラストの持込に行く際には、作品をファイルにまとめて持っていきます。持込の際には、最低でもカラー作品10数点、モノクロ作品5点以上は必要と思われます。初めはいろいろなイラストを持っていて、見てもらうのがいいと思いますが、担当者によっては、あなたがやりたいと思っていて自信のあるイラストを見せてくれと言う人もいますので、ケースバイケースになります。駆け出しのイラストレーターにとって担当者は神様のようなものです。担当者の意向に合わせて見てもらう必要があります。

 また、イラストをファイルに美しくまとめることに時間ばかり費やして、なかなか「持込」という行動を起こさない人がいますが、あまり体裁にこだわる必要はありません。出版社が求めているイラストであったなら、体裁に関係なく採用されるからです。事前の準備に多くの時間を割くよりも、先ずは行動を起こしましょう。

 いろいろな会社へイラストの持込を行っていると自分の力量や、その出版社が求めているものもわかってくると思います。また、担当者によっては、見込みがありそうであればアドバイスをくれる人もいます。最初の出版社で採用されるのは、ごくまれなことです。イラストの作風に合うような会社を見つけては、どんどん持込を行う方がイラストレーターとして成功への近道です。

 また、持込によって、作品が採用される可能性がある場合などには、ファイルを置いていってほしいと依頼されることがあります。編集部が回覧や仕事依頼の際に参考にするためなので、もう一冊ファイルを用意しておく必要があります。

イラストレーターの持ち込み

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 イラストレーターの「持ち込み」とは、出版社や製作会社などに自分の描いたイラストの作品を持ち込んで担当者に見てもらうことです。駆け出しのイラストレーターのところに、イラストを描く依頼が相手方から舞い込んでくることはありません。すべては、この「持ち込み」から始まります。

 アポなしで会社を訪問すると非常識と断られる可能性もあるので、社会人の常識として必ずアポを取ってから伺いましょう。ほとんどの会社はイラストの持ち込みは受けつています。アポの取り方は、どのような会社でも日本国内共通です。会社に電話をして「イラストの作品を見てください。」と言うだけです。

 具体的には、会社の編集部門に電話をかけ、「お忙しいところ失礼致します。私、イラストを描いております○○と申しますが、そちらの編集部で作品を見て頂けませんでしょうか?」と言えば、担当者に代わってもらえます。同じことを伝えると、先方から面談日なり、郵送なりの返事がもらえるはずです。

 ある程度のイラストの作品数ができたら、出版社などに持ち込みに行くべきです。一回持ち込みに行けば、自分の本当の評価は嫌でも分かります。ダメだった場合にも、今後、何をしていけばいいのかが見えてくるはずです。イラストの持ち込みに行く場合には、最低限のマナーとして、その会社がどのような本を出版しているのかとか、どのような傾向を好んでいるのかは、事前に調べてから訪問しましょう。大学生の会社訪問と同じです。また、当日は名刺を持参し、「お忙しい中、お時間を取っていただいてありがとうございます。」と最初にお礼を言いましょう。

イラストレーターになる方法

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 イラストレーターになる方法としては、会社の求人募集に応募する方法と当初からフリーのイラストレーターを目指す方法、あるいは、自分が目指している作風で有名なイラストレーターのもとに入門し、弟子としてアシスタントで腕を磨くといった方法があります。

 会社に勤務しているイラストレーターは、その求人数が極めて少なく、就職できるのはほんの一握りでしかありません。このため、イラストレーターになることを最終目標としながらも、最初はグラフィックデザイナーとして広告会社や製作プロダクションに籍をおいて仕事をこなしていく中で、描写力、発想力、技術力を鍛えていく人もいます。

 最初からフリーのイラストレーターとして仕事を始める人も中にはいますが、なかなか仕事が入ってこないのが現実で食べていくことはできません。どこの誰か、実力も何もわからない人間に対して、お金を払ってイラストをお願いする会社などは皆無です。フリーのイラストレーターとして独立するためには、イラストの実績と名前の認知度、さらに、営業・売り込みが必要です。

 イラスト入りの広告作品を募集する新聞社や雑誌社、あるいは制作団体(NAAC展など)のコンクールに応募し、賞を取ることが実力と実績の証明となり、名前を売るチャンスです。しかし、それだけでは現実問題として仕事はなかなか入ってきません。自分から積極的に出版社などにイラストの作品を持ち込んで、営業を行うことも必要になってきます。いずれにしても、イラストレーターの世界は、絵がうまいだけで生きていける世界ではありません。

甘くないイラストレーター

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 プロ志望のイラストレーターの卵たちに共通していえることは、ほとんどの人が絵を描く実力そのものと、何が何でもプロになりたいという情熱が不足していて、イラストレーターとして生計を立てるということをかなり甘く考えています。絵が好きなだけではイラストレーターになれず、少々、絵がうまいだけでは飯を食っていけるだけのイラストレーターにはなれないのです。

 イラストレーターの卵たちは、仲間から自分のイラストをほめてもらうと、100%まともに受け止めてしまい、自分には実力があると思いがちです。これは、大きな間違いで、かなりの部分におべんちゃらが入っていると考えて間違いありません。アマチュア同士で褒め合っているのと、プロとして作品が通用するかということは全く違うことです。これをまともに受け止めていると、なかなかそこからの進歩というものがありません。むしろ、自分のイラストを批判してくれる人の声に耳を傾ける必要があります。経験を積んだ人の批判は、あなたが商業イラストレーターとして足らない点を言い当てていることが多いからです。

 話は少し変わりますが、商品販売で伸びている会社は、共通して商品に対するお客様からの苦情や批判といったものをとても大切にしています。専門の部署を設けてまで、苦情をくみ上げ、次の商品開発に生かしているからです。伸びるイラストレーターにも同じことが言えます。批判を受けても、こいつは見る目がないとか、俺のことを嫌っているからな、などと思っていると、本来、伸びるかもしれない才能をそこで断ち切ってしまい、イラストレーターで成功することもないでしょう。

 イラストレーターの仕事は「趣味のお絵かき」の延長線上ではありません。好きなことを仕事に出来れば確かに楽しいですが、それにはそれ相応の苦労が伴います。イラストレーターの世界は、絵が大好きで、何が何でもプロとしてやって行きたいという情熱を持った人がひしめき合っている競争の大変厳しい世界です。イラストを描く基礎的な力、発想力、技術力、そして情熱、どれも人並みではプロのイラストレーターにはなれないのです。あなたの実力程度の人や同じ程度努力している人など五万といます。さらに、懸命に努力した一握りの人間だけがイラストレーターとして活躍しているのです。

 時々、「あの程度なら自分も描ける」と言うアマチュアの人がいますが、「あの程度」のプロのイラストレーターなどどこを探してもいません。使われているイラストレーターにはちゃんと理由があるからです。自分が不採用なのは何故なのか、冷静に分析する目も大切です。絵として見るだけなら上手いけれど、商業的には使いづらい、利用用途がない、絵柄が古いなどという事は良くあることです。

 イラストレーターとして成功したいのであれば、他人の批判も真摯に受け止め、自分のイラストの足らない部分は何かを常に考え続け、絵に対する情熱を忘れずに、寝る間も惜しんでとにかく描き続けることです。

イラストレーターへの道

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 イラストレーターになるために最低限必要なことは、「絵が好きで情熱を持っていること」に間違いはありません。イラストレーターになるために免許や資格などは全く必要ありません。イラストレーターの中には独学でプロになって仕事をしている人もたくさんいます。しかし、これからイラストレーターを目指す若い人はイラストを教える専門学校等に行っておくべきだと思います。イラストの学校では基本的な技術を学べるだけでなく、広告業界の求人募集動向などもわかるので、実際にイラストレーターになろうとする時に役立つことは間違いありません。

 イラストレーターになるにあたって必要なことは、「絵が好きなこと」ですが、絵が好きなだけではイラストレーターになることはできません。時々「スケッチしかしたことがないけどプロになりたい」とか「鉛筆でしか描いたことがないけれどプロになりたい」という人がいますが、好きで絵を描いているだけではイラストレーターにはなれないのです。イラストレーターもプロとして飯を食っていくビジネスです。単純に考えても、広告主がそういった人に広告のイラストを依頼して報酬を払うはずがないのは明らかしょう。

 絵が好きな人は、大抵の場合は趣味で長年それなりに描いていることから、「もう何年も描いてきたので、自分の絵は売れる」と思いがちです。しかし、趣味で自分の好きなように描いてきたことと、それがイラストレーターの商業として通用するだけのスキルがあるのかということはまったく別の問題です。現実に販売されている雑誌のイラストや絵本の挿絵として通用するイラストなのかどうかを判断することは、一定の経験がないと難しいものがあり、絵が好きなだけの素人には判断が付きません。見た目は綺麗に仕上げているような絵であっても、商業的には全く使えない絵というのは多いのです。

 では、どうすれば自分の書いた絵がとして通用するのか。確認する方法は、まずは自分の目指している作風に近いコンクールがあれば応募することです。しかし、コンクールでイラストが入賞しただけで仕事に結びつけるのは現実問題として非常に困難です。コンクールに応募しながら、展覧会などを開いたり、出版社に作品を持ち込んだりと、できる限り自分の作品をプロの目で評価してもらう機会を増やしていく必要があります。そうしていくうちに、果たして自分がプロのイラストレーターとして通用するのか否かが自ずとわかってくるはずです。

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